平成30年11月2日放送分



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今週の見どころは、「歴史探訪 ~信達三十三観音巡り~」です。

2016年に「会津三十三観音」が日本遺産に認定されて観光の目玉になっていますが、伊達市を含めた信達地方にも「三十三観音」があり、「信達三十三観音」と呼ばれています。

伊達市内には「三十三観音」の霊場のうち12カ所があります。伊達町にある14番札所の『宝寿寺観音』は、生糸や養蚕業が盛んだった時期には全国の絹商人が参拝したと伝えられています。梁川町の高台にある「長谷寺観音」は600年以上前に創建されたと伝えられ、その本尊の「十一面観音菩薩像」は「信達三十三観音」で一番像高があるために「せいたか観音」とも呼ばれるほどで、見上げても金色の顔を明確に見られません。

今回「信達三十三観音」を巡ることで、この地が歩んできた歴史や伝統を肌で感じることができました。