今週の見どころは、「三浦弥平杯ロードレース大会」です。

今年も10月22日に第38回目となる「三浦弥平杯ロードレース大会」が、県内外から1,316名がエントリーして開催されました。故三浦弥平さんは、旧伊達郡白根村(現在の伊達市梁川町白根)出身のマラソンランナーで、早稲田大学在学時に第1回箱根駅伝の山登り区間を走り、オリンピック日本代表マラソン選手として1920年のアントワープ大会に出場しました。ドイツ留学後に帰国し、ふるさとの白根村を中心にスポーツの普及に尽力しました。「三浦弥平杯ロードレース大会」は、こうした故三浦弥平さんの偉大な功績を讃え、母校である早稲田大学競走部より招待選手を迎え、毎年開催しています。

今年は台風が接近する悪天候での開催となりましたが、参加選手たちは沿道からの温かい声援に励まされ、懸命にゴールを目指して力走していました。